顧客・取引先の皆様へ

会社設立より55年を迎えるこの節、3代目として代表取締役社長を拝命いたしました。弊社は祖父の代(戦後の復興期)に、イカ釣り漁船のバッテリー等を扱う仕事から始まり、やがて建築電気、地域防災無線へと幅を広げていきました。この間の会社の持続と発展は、職人たちの確かな技術と新しい分野を求める好奇心、そして多くのお客様、取引先様のご理解とご協力の賜物と思っております。
日本は戦後高度成長期のあと、平成の長い不況を経て、人口減少・縮小社会という、前代未知のステージに立とうとしています。日本経済全体を見れば、3大都市圏と地方の経済・人口格差が開く一方、地方の持つ資源的なポテンシャルを見直そうという動きが生まれています。弊社は、地方に軸足を置く会社として、第一に地域の持続的な発展に貢献し、あわせて社業の発展と、地域社会の一員としての、従業員の自律的な成長を図ってまいります。
どうぞこれまでと変わらぬ御贔屓、ご鞭撻を弊社に賜れますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

代表取締役 若林 健嗣

 

就職活動中の皆様へ

数ある企業の中から、弊社に関心をもっていただきありがとうございます。弊社の仕事は、「事業内容」にもあるとおり、大きく分けて「リスク」と「エネルギー」2つの分野にわたります。
ここでは、なぜその2つが仕事になるか、どのように大事なのかというところをご説明します。
 

皆さんも私も、この社会で暮らしている人は、様々なサービスを受けて、便利な暮らしをしています。蛇口から水が出るのも、コンセントから電気が使えるのも、すべて人の手が入って作られた仕組みの一部です。こういう最低限の生活ニーズを満たす仕組み、それに関わるシステムや設備を「社会インフラ」とも呼びます。私たちみんなの便利な生活は、こうした社会インフラの「管理」や「更新」を続けていくことで、これからも成り立っていきます。
 
弊社の仕事は、まさにこの社会インフラの管理に関わることの一部です。
 
今世の中には、Web系、金融系など多くの複雑なサービスがあり、これらも今では生活に欠かせないものです。それらを社会サービスの上位の階層とすれば、私たちが関わるのは下位の階層にあたります。しかし、建物もしっかりした基礎がなければ建たないように、下位(基礎)がしっかりしてこそ、社会は発展を続けることができます。
 
私たちの社会は、私たち(社会の住人)が自身で作り、支えている。
 
そういう実感、自覚を感じながら仕事をしたいと思える人を仲間にしたいと思っています。

 

代表取締役 若林 健嗣