最近BCP(事業継続計画)という言葉を、以前よりも耳にするようになってきていると感じています。では一体、どれくらいの企業が実際にBCPを策定しているのでしょうか。

 

その前にBCPについてよくご存じない方は、こちらの記事「BCPとは?」や、「BCP策定は企業の存続につながる」をまずは読んでみてください。

 

こちらのデータは、政府が行ったBCPの策定に関する調査の結果です。

(画像:内閣府防災担当「令和3年度 企業の事業継続及び防災の取組に関する実態調査」より引用)

 

これによると令和3年(2021)度では、大企業では70.8%(前回比2.4%増)、中堅企業では40.2%(前回比5.8%増)がBCPを策定済みということです。策定中を含めると、大企業では85.1%、中堅企業では51.9%となります。

 

策定率を伸ばすことはもちろん重要です。しかし策定して満足するのではなく、実際に災害が発生した際にその計画が実効性のあるものであるために、策定後も適宜見直しや修正をおこなっていけたらいいですね。