みなさん、BCPという言葉を知っていますか?「聞いたことはあるけれど何かは分かっていない」という方も多いのではないでしょうか。

 

BCPとは事業継続計画を表す言葉で、Business Continuity Planの頭文字をとっています。自然災害や感染症の蔓延など緊急事態が発生した時、企業は重要な業務を中断させないこと、また中断したならできるだけ早く業務を再開させることが重要となります。それを果たすためにBCPを策定し、具体的な対策や行動を平常時のうちに取り決めておくのです。

 

BCPと似たものとしてBCMという言葉があります。BCMは事業継続管理を表す言葉で、Business Continuity Managementの頭文字をとっています。BCMは業務の中断を予防するために平常時に予め行っておく管理のことで、BCPはこのBCMの中に含まれます。BCMには計画(BCP)のほかに、実行や確認、改善といった管理が含まれます。